これはボスニア・ヘルツェゴビナ国において、小学校5・6年程度で、集合を学習するための数学のコンテンツである。日本では高校2年程度で学習する。集合は数学の基本用語の一つであり、多くの数学の分野の基礎になる。学習者にとっては抽象的概念であって、理解が難しい主題の一つである。開発した集合の学習用Flashコンテンツは、アニメーション等の効果を使って、より具体的に集合について説明を行うことで具体的なイメージを沸かせやすくし、学習者の学習意欲を向上させる。

●解説

「解説」では、はじめにさまざまな色をもつ14個の幾何学図形が表示されて始まる。そして、それらの図形を、色で分ける、形で分ける等、さまざまなルールでグループ分けできることを説明する。そして、14個の幾何学図形を用いて、式による集合による表記法、ベン図による集合の表現法ついて説明し、ベン図に対するさまざまな操作を説明する。

●演習問題

次に「演習問題」では４種類の主題が用意されている。各主題は10個の問題で構成されている。

• B∩D、C∩D、D∩E等の正確な意味の理解
• 論理積と論理和に関する演習問題
• 多角形を通した集合のグループ分け
• 不等式で表現される整数の集合を使った演習問題

作成者　Mirjana MILIJEVIC