代数・幾何・微積 For All プロジェクト

TOP

研究概要

これまでの研究

数学史

機構・実験

リンク

コミュニケーション




For All プロジェクトとは


筑波大学教育学系 礒田正美


 総合化,選択化,情報化,国際化の波の中で,数学科の見直しが進行しています.コンピュータを中心に進行するメディア革命は,その見直しを促す最大の原動力になっています.その一方で,昨今の教育改革論議では,難しさを排除する方向での論議もありました.代数・幾何・微積分を皆学すべきとしてきた数学科の基本テーゼは,このような論議においては,存亡の危機にあるとさえ指摘することができます.
 このような現状認識に立って,代数・幾何・微積ForAllプロジェクトでは,すべての中・高校生が代数・幾何・微積分を有意味かつ探究的に学ぶことを主題に,次の事柄を進めています.


○先生方へ:テクノロジーの活用によって,代数・幾何・微積分を,中学生・高校生が
      探究的に学んでいくための教材と指導法を開発し,提供します。


○学生の方へ:中学生・高校生が探究的に,代数・幾何・微積分を学んでいくための資料,
      課題及びコミュニケーションを提供するサイトを開発します.


 ForAllプロジェクトでは,探究的な数学的活動像を提言します.特に,図のようなテクノロジーによる多表象的アプローチによる探究は,教科書・入試的な意味での系統の制約,具体的には数学の領域間に潜む壁,数学と他教科,社会との間にある壁,代数表現偏重などの制約を乗り越えることを推進します.

  

For Allプロジェクトのトップページに戻る



Copyright(C) 1996-2002 Masami ISODA, Mathematics Education Division in University of Tsukuba, JAPAN. All Rights Reserved.