これは高校1年程度で、三角比を学習するための数学のコンテンツである。直角三角形を基本として三角比を学習するためのコンテンツである。学習者は直角三角形から三角関数を学習し、三角比の法則を学ぶ。

このコンテンツのねらいは、直角三角形を使って三角関数の定義をすることである。そして、問題解決にどのように三角関数の特性を適用できるかを学ぶ。三角比の学習コンテンツは「解説」と「演習問題」と「テスト」の３つのグループに分けられる。

●解説

「解説」では、直角三角形の幾何学的特徴を説明し、その後に直角三角形を用いて三角関数の定義を示す。

●演習問題(ダイナミックトライアングル)

直角三角形を構成する頂点A、Bが稼動する。これらの点を動かす事で、辺と角度の値がリアルタイムに変化して表示される。この演習問題の目的は、点の移動に伴い変化する辺と角度の値を観測する事で、学習者が三角比の特性を観測することができる。この観測を通して、三角比の法則を次のステップに関する法則を前もって自己発見することができる。

●演習問題(クエスチョネア)

学習者は次のような順序で学習する。

1. ダイナミックトライアングルの頂点を動かすことで、学習者は角度や辺の大きさの変化を観測し設問に答える。
2. 記述問題はヒントとして、テキストボックスの幅が正解の文字の長さに対応している。

学習者は、これらの結果を踏まえて、数学的解答を求める。

●テスト

「解説」と「演習問題」のコンテンツの応用に相当する。それは、三角形の相似、比率、ピタゴラスの定理等を含んでいる。この段階では、学習者はダイナミックトライアングルを利用せずに、学習した知識の確認を行う。

作成者　Valentina MINDOLJEVIC