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「教材:双曲線の作図器(『幾何学』)」の作り方

必要な部品
(a) 一定の角度を保って動く定木と回転する定木をのせるための土台
(b) 一定の角度を保って動く定木。角度を付けて短い木材が取り付けてある。また、短い木材には土台の上を移動できるようにガイドが付けられている。
(c) 回転する定木。釘が間を通れるように三枚の薄い木材を重ね合わせて作ってある。
(d) 部品(b)のガイドに取り付けられる木材。
(e) 回転する定木を取り付けるための釘

1.部品(b)のガイド部分を作っている様子。角度を付けて取り付けてある短い木材はネジでしっかり取り付けてある。
2.部品(b)の角度を付けて取り付けてある木材の部分。部品(a)の土台となる木材と同じ太さのものを使い、左の様にガイドを作る。木材の先に部品(c)を通すための釘を打つ。(注;深く打ち込み過ぎないようにする。)
3.部品(c)の回転する定木の先端部分。三枚の薄い木材を重ね合わせて作られている。すき間の部分に2の釘を通すことになる。
4.部品(c)の回転する定木の末端部分。こちらは土台に取り付けるため、真ん中の一枚が長めになっている。
5.部品(a)の土台は木材を左のように、留め具を用いて垂直に取り付けてある。木材の片方は部品(b)のガイドをのせるため、もう片方は部品(c)を取り付けるためである。
6.部品(a)の部品(c)を取り付ける側。部品(c)が部品(b)の上に重なるように、部品(b)の高さと同じ高さを持つ木材を取り付けてある。この上に部品(c)を取り付ける。
7.6で付けた木材の上に部品(c)を釘で取り付ける。(注;部品(c)が回転するように、あまり強く釘を打ち付けないようにする。)
8.部品(a)の部品(b)のガイドをのせる側。左の様に木材の上にガイドに沿って部品(b)をのせるだけでよい。
9.部品(b)の短い木材についている釘に、部品(c)のすき間を通す。これによって、部品(b)を動かすのに伴って部品(c)の定木が回転するようになる。
10.完成すると左の様になる。
このページで使用した木材の寸法は以下の通りです。(単位はミリ)
(a)主要部分:440×13×13、800×13×13
  6の木材:70×10×10
(b)動く定木:740×10×10
  短い木材:80×13×10
(c)両側:800×8×3
  真中:350×8×3、8×8×3
(d)13×8×3

どうしても作り方がわからない場合は,お問い合わせ下さい


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