|
(1) まず,適当な場所に六分儀を設置して水平になっているか確かめます.おもりをつるし,六分儀の円弧部の60°の目盛の箇所と重なるようにすれば,水平に設置できます. |
|
(2) 指度捍に付いている副尺の目盛Aと六分儀の円弧部の主尺の目盛0°とを一致させたまま,見口から(水平)目的を覗きます.(3)のように見えるように,固定鏡を動かして調整します. |
|
|
|
(3) 見口から見た景色です.直視している景色Aと固定鏡に映っている景色B(指示鏡と固定鏡によって2度反射されて見える景色)とが,一致しています.(一続きの同じ景色になっています.) |
|
(4) 固定鏡に目的が映るまで,指度捍を動かします.見えた位置で指度捍を止めます.(5)のように見えています.その時の副尺の目盛Aの位置を主尺の目盛で読み取ります.読み取った角度がその位置からの目的に対する仰角になります. |
|
|
|
(5) 固定鏡に目的(H2ロケットの先端)が映っています(景色C) |
|
(6) 最初に測定した場所から目的(H2ロケット)に向かって9m進みます.その位置で(2)〜(5)と同じようにして角度(仰角)を測ります.
すると2仰角と前進した距離で目的の高さが算出できます. |
|
|