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(1) まず、短辺(部品(a))を固定する。手で抑えてもよいが、ここではセロテープで、白紙に固定した。
次に固定されてないほうの短辺の端を動かす。この時の長辺(部品(b))の交点(以下、交点Eとする)の動きに注目する。 | |
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(3) 交点Eの軌跡が楕円になることを確認するために、次のような活動を行う。
まず、工作用紙で作った楕円(部品(f)、詳しくは機構による作図器:作り方を参照)を焦点とピンの位置が重なるように取り付ける。後は、(1)と同じように機構を回転させる。交点Eが、工作用紙で作った楕円の周りを一周することが確認できる。 | |
(4) 交点Eのピンを外し、鉛筆等を刺し込めば楕円の作図を行うことができる。 | |
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(5) 次に楕円歯車といわれているものを紹介する。まず、左の写真のように固定されていないほうの短辺にも、工作用紙で作った楕円を(3)と同じように取り付ける。
すると、新たに取り付けた楕円が、もともと合った楕円の周りを、接しながら滑らず回転する。これを楕円歯車と呼ぶ。 | |
(6)ここでは、 見やすいように、2つ目の楕円を機構の下に取り付けたが、上に取り付ければ、(1)、(3)と同じように360°回転することができる。 | |
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